鎌倉幕府初代将軍 源頼朝以降、将軍家の師範であった小笠原流弓馬術礼法。本プランでは、小笠原流とゆかり深い鎌倉の、中世鎌倉の雰囲気を色濃く残る国宝 円覚寺で、「武家の法典」小笠原流の世界を紐解きます。

剣道、合気道といった武道だけでなく、茶道や華道においても、基本の身体作法のもとになっていると言われる小笠原流弓馬術礼法。本プランでは、小笠原流次代宗家をホストに座禅・礼法・弓道・華道などの伝統芸能の数々をご体験いただき、無駄をそぎ落とした美の世界や日本の伝統を貫く精神に触れていただきます。

神奈川 円覚寺 

国宝禅寺で学ぶ、
一子相伝の小笠原流伝統礼法

Time Schedule

① 10:00 a.m. [非公開エリア]

夏目漱石や鈴木大拙も参禅した円覚寺での座禅体験

かつて夏目漱石や鈴木大拙も参禅したことで知られる円覚寺。

今回は、非公開エリア「黄梅院」にて座禅をご体験いただきます。ご本尊 千手観音像の前で座禅を組み、心を鎮め、自分自身と向き合う時間です。

② 10:30 a.m.

美しい所作を身に着ける、小笠原流礼法体験

立ち姿勢、座った姿勢、お辞儀といった基本の動作から、お茶の出し方、襖の開け方などの所作を「形」として学びます。

形は時と場合、相手、環境により変化するが、相手を思いやる心だけは普遍であり、礼儀作法の真髄であると説く小笠原流。実用的で無駄のない美しい動きを学ぶだけでなく、日本人が古来より大切にしてきたの相手を思いやるこころにも触れて頂く時間です。

③ 11:00 a.m.

鎌倉時代から受け継がれる、射法と体配を体験

弓道には「正射必中」という言葉があり、正しい姿勢で打てば必ず的に当たると言われています。正しい姿勢を取り続けるために戦う相手は自分自身。構えから放つまでの所作を通して自分自身と向き合います。

④ 11:30 a.m.

小笠原流礼法を実践する、華道体験

「花は人なり」という言葉があるように、生ける人のこころが立ち現れてくるものとも言われる生け花。四季折々の草花の美しさや、相手をおもう心を花に託します。

武家の礼法とは実用的、無駄を省き能率的、合理的、民族的に納得でき、
『美』として映ることである。

小笠原流31世宗家 小笠原清忠の長男として1980年東京都に生まれる。3歳で弓馬の稽古を始め、小学5年生で鎌倉・鶴岡八幡宮の流鏑馬神事にて射手を務める。大阪大学基礎工学部を卒業後、筑波大学大学院にて神経科学博士を取得。「家業を生業にしない」という家訓により、現在は製薬会社にて癌の治療薬の研究を行いながら、週末などを利用して流儀の継承につとめる。

ホスト: 小笠原 清基氏

FEATURES

プログラムの特徴

売上の一部を還元

エクスペリサスは「100年先へ文化を継承する」ことをミッションに、文化財の維持・継承に貢献するプランをご提案しております。

本プランからの売上の一部は、文化財の補修や、維持運営のために施設に還元させていただきます。

先人たちから受け継いだ貴重な文化財を、次の100年に残す取り組みにご賛同いただけますと幸いです。

参加者様限定プレミアム体験

歴史・伝統・文化を五感で感じていただけるよう、参加者様だけが体験できる特別なプログラムを、年間を通じて地域と連携してご⽤意します。従来の観光ツアーとは全く異なる、あなただけの特別な体験をどうぞお楽しみください。

PLAN INFORMATION

プランのご案内

ツアー概要

■設定期間:通年

■基本申込人数単位:2名〜

■現地係員の有無:現地ガイド同行

■旅行代金:要見積

【特記事項】
・ご自宅から現地までの往復交通費は含まれておりません。
・本旅は、お客様のご要望を伺った上で弊社が企画を行い、ご承諾を得た上で当該規格に従った旅行サービスの手配を引き受ける「受注型企画旅行」です。予め旅行内容等が決められている「募集型企画旅行」ではございません。